結論:車種別の4本交換料金は軽2〜5.5万、普通車2.6〜7.4万、SUV4.4〜12万
数字で先に答えます。タイヤ4本を本体+工賃込みで交換する場合の相場は、車種カテゴリ別にこうなります。

| カテゴリ | 代表サイズ | 本体4本 | 工賃4本 | 合計目安 |
|---|---|---|---|---|
| 軽自動車 | 155/65R14 | 1.3〜4.3万円 | 8,000〜12,000円 | 2.1〜5.5万円 |
| 普通コンパクト | 185/65R15 | 1.8〜6.1万円 | 8,000〜13,000円 | 2.6〜7.4万円 |
| 普通セダン・ミニバン | 205/55R16 | 2.2〜5.7万円 | 10,000〜15,000円 | 3.2〜7.2万円 |
| SUV(17〜18インチ) | 225/60R18 | 3.2〜10.3万円 | 12,000〜18,000円 | 4.4〜12.1万円 |
| ラージSUV(19〜20インチ) | 235/55R20 | 4.3〜15.6万円 | 14,000〜20,000円 | 5.7〜17.6万円 |
ネットで買ったタイヤは、楽天の「タイヤ交換チケット」を先に買っておくと、対応店へ持ち込んで工賃込みの定額で付けてもらえます。
取付チケット(楽天)を買って持ち込む本体4本は、2026年10月23日時点で当サイトが取得した在庫ありの最安値×4本です。下限はアジアンタイヤの最安、上限は国産プレミアム(20インチはDUNLOP SPORT MAXX LUX)の最安で取っています。
軽自動車は安く、SUVになると一気に倍以上になる、というのが実情です。本体価格はメーカーの選択で大きく変わりますが、工賃はカー用品店なら1本2,000〜4,000円、ディーラーや専門店だと1本2,500〜5,000円が標準値。
下では工賃の内訳、車種カテゴリ別の詳細、購入経路ごとの違い(ディーラーvsカー用品店vsネット直送)まで掘り下げていきます。
工賃の内訳
「工賃4本で8,000〜18,000円」と言ってもピンと来ないので、内訳を書きます。タイヤ交換の工賃は次の4要素で構成されています。

| 項目 | 1本あたり | 4本合計 |
|---|---|---|
| 脱着(車両からホイールを外す/付ける) | 500〜1,000円 | 2,000〜4,000円 |
| 組替(ホイールにタイヤをはめる/外す) | 1,000〜2,000円 | 4,000〜8,000円 |
| バランス調整 | 500〜1,500円 | 2,000〜6,000円 |
| 廃タイヤ処分料 | 300〜600円 | 1,200〜2,400円 |
合計するとだいたい 1本2,300〜5,100円、4本で約9,200〜20,400円。あくまで上限〜下限なので、軽自動車だと8,000円台、SUV大口径だと18,000円超になります。
これとは別に、
- ▸ゴムバルブ交換 ── 1本300〜500円。3年に1度は一緒に交換推奨
- ▸TPMS再設定 ── 1台2,000〜5,000円。輸入車・最新国産SUVで必要
- ▸アライメント調整 ── 1台8,000〜20,000円。タイヤを替えたタイミングで偏摩耗が気になるならぜひ
このあたりはオプション扱いが多いので、見積もり段階で確認してください。
軽自動車のタイヤ交換料金
想定:155/65R14(N-BOX / タント / スペーシア等)
軽自動車は4本セットの本体価格が安く、組替工賃も安い、という二重のお得構造があります。
本体価格(4本)
| カテゴリ | 銘柄例 | 4本価格 |
|---|---|---|
| 国産プレミアム | ブリヂストン REGNO GR-X III | 43,200円〜 |
| 国産ミドル | ダンロップ LE MANS V+ | 31,960円〜 |
| 国産エコ | ヨコハマ BluEarth-Es ES32/ブリヂストン NEWNO | 26,960円〜/21,000円〜 |
| 韓国系 | ハンコック Kinergy Eco2 | 16,720円〜 |
| アジアン格安 | マックストレック MAXIMUS M2 | 13,240円〜 |
(2026年10月23日時点の当サイト最安値×4本。以下のサイズも同じです)
工賃(4本、店舗で組替前提)
- ▸カー用品店(オートバックス・イエローハット):6,000〜10,000円
- ▸ガソリンスタンド:6,000〜12,000円
- ▸ディーラー:10,000〜14,000円
- ▸タイヤ専門店(タイヤ館・ミスタータイヤマン):8,000〜12,000円
合計目安
- ▸国産ミドル+カー用品店:約38,000〜42,000円
- ▸アジアン+ネット直送+持込工賃:約21,000〜25,000円
軽自動車サイズは持込工賃が比較的安い店舗が多いので、ネット直送+店舗持込が一番お得になりやすいです。
普通コンパクトカーのタイヤ交換料金
想定:185/65R15(フィット / ヤリス / ノート等)
軽より少しタイヤが大きく、本体価格が上がります。
本体価格(4本)
| カテゴリ | 銘柄例 | 4本価格 |
|---|---|---|
| 国産プレミアム | ブリヂストン REGNO GR-X III | 60,520円〜 |
| 国産ミドル | ダンロップ LE MANS V+ | 41,600円〜 |
| 国産エコ | ヨコハマ BluEarth-GT AE51/BluEarth AE-01 | 39,680円〜/30,000円〜 |
| 韓国系 | ハンコック Kinergy Eco2 | 28,720円〜 |
| アジアン格安 | ロックブレード ROCK 555 | 18,320円〜 |
工賃(4本)
- ▸カー用品店:8,000〜12,000円
- ▸ディーラー:12,000〜16,000円
- ▸タイヤ専門店:10,000〜14,000円
合計目安
- ▸国産ミドル+カー用品店:約50,000〜54,000円
- ▸アジアン+ネット直送+持込工賃:約26,000〜32,000円
ネット直送と店舗購入の差額がもっとも開くカテゴリの一つです。フィットやヤリスのオーナーなら、ネット直送を一度試してみる価値があります。
普通セダン・ミニバンのタイヤ交換料金
想定:205/55R16(カローラ / インプレッサ / リーフ等)
ミニバンになるとタイヤ自体が重くなり、ロードインデックスの要件もあるので、本体価格は少し高めです。
本体価格(4本)
| カテゴリ | 銘柄例 | 4本価格 |
|---|---|---|
| 国産コンフォート | ダンロップ LE MANS V+ | 57,360円〜 |
| 国産ミニバン専用 | トーヨー TRANPATH mp7 | 45,880円〜 |
| 国産エコ | ヨコハマ BluEarth-Es ES32 | 40,800円〜 |
| 韓国系 | ハンコック Ventus Prime4 | 34,760円〜 |
| アジアン格安 | ジーテックス ZT6000 ECO | 21,920円〜 |
REGNO GR-X IIIとENASAVE EC204は、10月時点で205/55R16の在庫ありの出品を当サイトでは拾えていないため、取得できた銘柄に入れ替えています。
工賃(4本)
- ▸カー用品店:10,000〜14,000円
- ▸ディーラー:14,000〜18,000円
- ▸タイヤ専門店:12,000〜16,000円
合計目安
- ▸国産ミニバン専用+カー用品店:約56,000〜60,000円
- ▸アジアン+ネット直送+持込工賃:約32,000〜36,000円
ミニバンの場合はミニバン専用タイヤの選び方で書いたとおり、ロードインデックス(LI)を絶対に下げないこと。安いからといって乗用車用に交換すると、車検NGになります。
SUVのタイヤ交換料金
想定:225/60R18(CX-5 / ハリアー / RAV4等)
SUVは口径が大きいぶん本体価格が一気に上がり、組替工賃も少し高くなります。
本体価格(4本)
| カテゴリ | 銘柄例 | 4本価格 |
|---|---|---|
| 国産プレミアム | ヨコハマ ADVAN dB V553/ブリヂストン REGNO GR-X III | 65,200円〜/102,720円〜 |
| 国産SUV専用 | トーヨー PROXES CL1 SUV | 63,680円〜 |
| 国産エコ | ヨコハマ BluEarth-XT AE61 | 70,400円〜 |
| 韓国系 | ハンコック Ventus Prime4 | 39,800円〜 |
| アジアン格安 | サイルン ATREZZO ELITE | 31,600円〜 |
225/60R18は、プレミアムのADVAN dB V553が1本16,300円と、SUV専用のCL1 SUV(15,920円)と400円しか違いませんでした。同じプレミアムでもREGNOは25,680円なので、銘柄選びで4本3.8万円変わります。
工賃(4本)
- ▸カー用品店:12,000〜16,000円
- ▸ディーラー:16,000〜20,000円
- ▸タイヤ専門店:14,000〜18,000円
合計目安
- ▸国産SUV専用+カー用品店:約76,000〜80,000円
- ▸アジアン+ネット直送+持込工賃:約44,000〜48,000円
SUVは本体価格の差額が4本で5〜8万円になることもあるので、ネット直送のメリットがもっとも大きいカテゴリ。SUV用タイヤの選び方はSUVタイヤの選び方ガイドも参考にしてください。
購入経路ごとの比較
タイヤを買う場所は大きく4つあります。同じ185/65R15・国産エコ(YOKOHAMA BluEarth AE-01)を買うと、トータルでこれくらいの差が出ます。ネット直送の本体価格は2026年10月23日時点の当サイト最安(1本7,500円×4本)、店頭とディーラーは見積もりの目安です。
| 購入経路 | 本体4本 | 工賃 | 合計 |
|---|---|---|---|
| ディーラー | 50,000円 | 12,000円 | 62,000円 |
| カー用品店 | 38,000円 | 10,000円 | 48,000円 |
| タイヤ専門店 | 36,000円 | 10,000円 | 46,000円 |
| ネット直送+持込工賃 | 30,000円 | 8,000円 | 38,000円 |
ディーラーとネット直送の差額は約24,000円。年間1万km走るドライバーなら、これだけでガソリン代5ヶ月分です。
ディーラーの強み・弱み
- ▸強み:純正サイズの確実な提案、車検まで一括対応、納車後の保証
- ▸弱み:価格が一番高い
カー用品店の強み・弱み
- ▸強み:在庫が豊富、即日対応可、ポイント還元あり
- ▸弱み:時期によっては予約が取りづらい
タイヤ専門店の強み・弱み
- ▸強み:知識豊富なスタッフ、専門機器でのバランス取り
- ▸弱み:店舗数が限定的
ネット直送+持込工賃の強み・弱み
- ▸強み:本体価格が一番安い、銘柄選択肢が一番多い
- ▸弱み:店舗を自分で探す必要あり、保証期間が短い場合あり
詳しくはネット通販タイヤの完全ガイドで書いていますので、購入経路で迷ったらどうぞ。
持込工賃の相場と注意点
ネット直送の場合、店舗に「持込タイヤ交換」をお願いすることになります。持込工賃の相場はこのあたり。
| 店舗種別 | 持込工賃(4本) | 廃タイヤ処分料込み |
|---|---|---|
| カー用品店(条件付き受付) | 12,000〜16,000円 | はい |
| タイヤ専門店 | 8,000〜14,000円 | はい |
| ガソリンスタンド | 10,000〜14,000円 | はい |
| 街の整備工場 | 8,000〜12,000円 | はい |
| TIREHOODなど提携取付店 | 8,000〜12,000円 | はい |
注意点は次のとおり。
- ▸大手カー用品店は「自店で買ったタイヤより持込工賃が高い」設定が多い
- ▸持込工賃に廃タイヤ処分料が含まれているか、見積もり時に必ず確認
- ▸ランフラットタイヤや扁平率35以下は持込断られる場合あり
TIREHOOD系の提携取付サービスは、ネットで予約→指定店舗にタイヤを直送してくれるので、持込工賃の問題が起きにくいです。詳しくはネット通販タイヤの取り付け完全ガイドで書いています。
廃タイヤ処分料の落とし穴
廃タイヤ処分料は1本300〜600円が相場ですが、「無料」と書いてあっても実は工賃に含まれているだけ、ということが多いです。見積もりを比較するときは、
- 1.本体価格
- 2.組替工賃
- 3.バランス調整
- 4.ゴムバルブ交換
- 5.廃タイヤ処分料
の 5項目すべて込み で総額を比較するのがコツ。
既存記事との棲み分け
タイヤ交換コストについては、別記事タイヤ交換費用の相場と節約術で「全体相場と節約テクニック」を書いています。本記事は「車種カテゴリ別の具体的な金額」に特化しているので、
- ▸全体感を知りたい方 → tire-replacement-cost
- ▸自分の車の具体的な金額を知りたい方 → 本記事
という使い分けをしてもらえると便利です。
まとめ
- ▸軽自動車4本2〜5.5万円、普通車2.6〜7.4万円、SUV4.4〜12万円が相場(2026年10月の当サイト実売で試算)
- ▸工賃は1本2,000〜4,000円、4本で8,000〜18,000円
- ▸同じ185/65R15でも、ディーラーとネット直送の差額は約24,000円
- ▸廃タイヤ処分料・ゴムバルブ・バランス取りまで込みで総額比較する
実感としては、軽自動車なら近所のカー用品店、コンパクト〜SUVならネット直送+持込工賃が一番コスパが良いです。年に1度しか買わないアイテムですが、購入経路を変えるだけで2〜3万円の差になることはざらにあるので、面倒くさがらず比較してみる価値があります。
TireMatchではYahoo・楽天・Amazonの送料込み総額でタイヤを横断比較できます。ネット直送を検討中の方は、まず本体価格の最安値から見てみてください。
