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SUVタイヤ選びH/TA/T

SUV用タイヤの選び方|オンロード重視 vs オフロード重視

SUV乗りのタイヤ選び、意外と悩む問題

SUVに乗っていると、タイヤ選びで独特の悩みが出てきます。「街乗りしかしないのにゴツいタイヤは必要ないよな」とか「でもたまにキャンプ場の未舗装路を走るし……」とか。

実際、現在日本で売れているSUVの多くは街乗りメインのクロスオーバーSUV。RAV4やヴェゼル、CX-5にフォレスターと、普段は舗装路を走っている方がほとんどだと思います。でもSUVだからこそ選べるタイヤの幅が広くて、それが逆に迷いの原因になっていたりする。

この記事では、SUVタイヤの種類をわかりやすく整理して、「結局どれを選べばいいの?」に答えます。

SUVタイヤの3つのカテゴリ

H/T(Highway Terrain)── 街乗り・高速道路向け

いわゆる「オンロードSUVタイヤ」です。見た目はセダンやミニバンのタイヤとあまり変わらない、細かいパターンの溝が特徴。

メリット

  • 静粛性が高い
  • 転がり抵抗が低く、燃費が良い
  • 舗装路でのハンドリングが素直
  • 乗り心地がしなやか

デメリット

  • 砂利道やぬかるみでのグリップは弱い
  • 見た目がやや地味(SUVっぽさに欠ける)

代表的な銘柄:BRIDGESTONE ALENZA LX100、YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058、MICHELIN PRIMACY SUV+

A/T(All Terrain)── オン・オフ両用

オンロードとオフロードの両方をそこそこカバーする万能型。H/Tよりブロックが大きく、溝も深め。「ホワイトレター」(タイヤ側面に白い文字が入る)のデザインが人気で、見た目のカッコよさで選ぶ方も多いです。

メリット

  • 砂利道・未舗装路でもグリップする
  • 見た目がワイルドでSUVらしい
  • 多少の雪道なら走行可能なモデルもある

デメリット

  • H/Tより燃費が悪い(5〜10%程度)
  • ロードノイズが大きめ
  • 価格がH/Tより高い傾向

代表的な銘柄:YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015、TOYO OPEN COUNTRY A/T III、BFGoodrich All-Terrain T/A KO2

M/T(Mud Terrain)── 本格オフロード向け

泥や岩場を走ることを前提に設計されたガチのオフロードタイヤ。ブロックが非常に大きく、サイドウォールにもゴツゴツしたパターンが入っています。

メリット

  • 泥、砂、岩場で圧倒的なグリップ
  • 見た目のインパクトが最強
  • 悪路走破性は比類なし

デメリット

  • 舗装路での燃費がかなり悪い
  • ロードノイズが非常に大きい
  • 乗り心地が硬い
  • 寿命が短い傾向

代表的な銘柄:TOYO OPEN COUNTRY M/T、BFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3

街乗り中心ならH/Tで十分な理由

さて、ここからが本題。結論を先に言ってしまうと、街乗りが9割以上ならH/Tタイヤがベストです

理由はシンプルで、日本のSUVオーナーのほとんどが舗装路しか走らないから。国土交通省のデータによると、日本の道路舗装率は97%以上。キャンプ場の駐車場だって大半は砂利を敷いてあるし、H/Tで困る場面は正直ほとんどありません。

逆にA/TやM/Tを街乗りで使うデメリットは意外と大きくて、まず燃費が目に見えて悪くなる。筆者の知人がRAV4にA/Tタイヤを装着したとき、H/Tと比べてリッター1.5kmくらい燃費が落ちたと言っていました。年間1万km走ると仮定すると、ガソリン代で年間1万5千円くらいの差になる計算です。

さらにロードノイズ。A/Tはブロックパターンが大きいぶん「ゴーッ」という走行音が常に聞こえます。高速道路だと会話の音量を上げないといけないこともある。これがM/Tになると冗談抜きでうるさいです。

「でも見た目が……」という気持ちはよくわかります。A/Tのゴツゴツした見た目はたしかにカッコいい。そこは完全に好みの問題なので、見た目重視で A/Tを選ぶのもアリだとは思います。ただ、性能面・コスト面ではH/Tが合理的という話です。

サイズ別のおすすめ

225/65R17(RAV4・フォレスター・エクストレイルなど)

H/T おすすめ:YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058

  • 転がり抵抗:A
  • ウェットグリップ:a
  • 実売価格:12,000〜16,000円/本

GEOLANDARシリーズの中でも舗装路特化のCVは、SUV用タイヤとしては驚くほど静かです。ウェットグリップ「a」は雨の日に心強い。

A/T おすすめ:TOYO OPEN COUNTRY A/T III

  • EU燃費効率:C
  • EUウェットグリップ:B
  • 実売価格:14,000〜18,000円/本

オープンカントリーはSUVオーナーに絶大な人気を誇るシリーズ。A/T IIIは従来モデルからオンロード性能が向上して、日常使いでもストレスが少なくなりました。ホワイトレターの見た目が好きな方にはたまらない一本。

235/55R18(CX-5・ハリアー・ヴェゼルなど)

H/T おすすめ:BRIDGESTONE ALENZA LX100

  • 転がり抵抗:A
  • ウェットグリップ:a
  • EU騒音値:69dB
  • 実売価格:15,000〜20,000円/本

ブリヂストンのSUV向けプレミアムタイヤ。ALENZAは「静粛性と乗り心地」を最重視した設計で、REGNO的なポジションです。ハリアーやCX-5のような上質なSUVにぴったり。

A/T おすすめ:YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015

  • 実売価格:16,000〜21,000円/本

235/55R18サイズでA/Tを選ぶ方は少数派ですが、G015は比較的おとなしめのA/Tなので街乗りでも許容範囲。週末にキャンプやスキーに行く方で、多少の未舗装路や雪道を走る可能性があるなら選択肢に入ります。

265/65R17(ランドクルーザー・プラドなど)

このサイズになるとガチのSUV/4WD向けで、A/Tの需要がグッと増えます。

A/T おすすめ:BFGoodrich All-Terrain T/A KO2

  • 実売価格:20,000〜26,000円/本

BFGoodrichはフランスのミシュラングループのブランドで、オフロードタイヤの名門。KO2は世界的なベストセラーで、見た目のカッコよさと実用性を両立しています。サイドウォールが頑丈で、林道でのパンクリスクも低い。ランクル乗りなら「とりあえずKO2」という方が多いですね。

タイヤ選びで見落としがちなポイント

ロードインデックス(荷重指数)に注意

SUVは車重が重いので、ロードインデックス(LI)の確認は必須です。純正タイヤのLI以上のものを選んでください。たとえば純正がLI 102なら、102以上のタイヤを選ぶ必要があります。LIが足りないタイヤは車検に通りませんし、そもそも危険です。

XL(エクストラロード)規格

欧州メーカーのSUVタイヤはXL規格のものが多いです。XLタイヤは空気圧を高めに設定して使う前提の設計なので、装着後の空気圧調整を忘れずに。純正がSTD規格のタイヤからXLに替える場合は、空気圧の換算が必要です。

EUラベルの騒音値をチェック

SUVタイヤは普通車用と比べてロードノイズが大きくなりがち。とくにH/TからA/Tに替えると顕著です。TireMatchではEUラベルの騒音値(dB)も表示しているので、静粛性を気にする方はぜひチェックしてみてください。数値で言うと70dB以下なら「静かなSUVタイヤ」の部類に入ります。

まとめ

使い方おすすめカテゴリ理由
街乗り95%以上H/T燃費・静粛性・乗り心地のすべてで有利
たまにキャンプ・スキーH/T or おとなしめのA/TH/Tでも大半の未舗装路は走れる
月1回は林道・ダートA/Tオン/オフのバランスが良い
本格オフロード走行M/Tグリップ最優先の環境向け

正直なところ、SUVに乗っている方の8〜9割はH/Tで事足ります。「A/TやM/Tはカッコいいけど、自分の使い方に本当に必要か?」を冷静に考えてみてください。見た目重視で選ぶのも車の楽しみ方の一つですが、性能面のトレードオフは理解しておいた方がいいですね。

タイヤ探しはTireMatchでどうぞ。サイズを入力すれば、H/T・A/T問わず各ショップの最安値とラベリング性能を一覧で比較できます。

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