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ブランドMAXENモータースポーツ

MAXEN(マクセン)タイヤはどこの国?ドリフト専用ブランドの正体と買い方

TireMatch編集部||

結論:MAXENは街乗り用タイヤではなく「ドリフト競技専用」ブランド

「MAXEN タイヤ どこの国」で検索してもはっきりした答えが出てこない、楽天やAmazonで探しても商品が見つからない——そうなるのには理由があります。

MAXEN TIRES(マクセンタイヤ)はドリフト走行専用に開発されたモータースポーツ用タイヤで、一般的な乗用車用タイヤとして量販店やECモールに並ぶ商品ではありません。国内での展開はGrado Mondo株式会社(大阪府守口市)が行っており、サイズも3種類しかありません。

つまり、通勤用のクルマの履き替えでMAXENを候補に入れている場合、そもそも探す場所が違っています。この記事では公式サイトで確認できる事実だけを整理したうえで、名前が似ていて取り違えやすいブランドと、街乗り用に安いタイヤを探している人が本来見るべき選択肢もあわせて書きます。

MAXENはどこの国のタイヤなのか

国内向けの公式サイト(maxenmotorsport.jp)の会社概要には、Grado Mondo株式会社/大阪府守口市東郷通3-1-7 と記載があります。日本の会社が展開しているブランドです。

一方で、タイヤそのものをどこの工場で作っているか(製造国)は公式サイトに記載がありません。ネット上には中国製と書いている情報もありますが、一次情報での裏付けが取れないため、当サイトでは製造国は「公表されていない」として扱います。ここを断定している解説記事を見かけたら、根拠が示されているかを確認したほうがいいと思います。

なおMAXENは、2026年のD1 NEXTシリーズのタイトルスポンサーになっており、D1 LIGHTSでは同ブランドを履いた選手が優勝・入賞しています。競技の現場で実際に使われているタイヤ、という位置づけです。

ラインナップは2モデル・3サイズだけ

公式の製品情報で確認できるラインナップは次のとおりです。

  • TURBO XTR — 235/40R17 / 235/40R18 / 265/35R18
  • TURBO GT — 265/35R18(サイズ表に掲載)

それぞれにコンパウンド(ゴムの硬さ)が TW80 / TW200 / TW340 の3種類あり、走らせ方や路面に応じて選ぶ構成です。数字が小さいほど柔らかく、グリップ寄りになります。

サイズ表には、たとえば265/35ZR18 97W XLで標準リム幅9.5J、外径632mm、総幅271mmといった実寸が載っています。XL(エクストラロード)規格なので、標準規格より高い空気圧を入れられる構造です。

技術面で公式が強調しているのは「内圧を下げても使えること」。ドリフトでは溝の減りに応じて空気圧を落としていくため、コンパウンドの層をワイヤー付近まで同じ配合にして、内圧が下がってもグリップの出方が変わりにくいように設計している、という説明になっています。カーカス(骨格)材も低内圧に耐えるよう変更しているとのことです。

裏を返すと、これは競技での使われ方に最適化された設計であって、静粛性や転がり抵抗、ロングライフといった街乗りタイヤの評価軸で作られたタイヤではありません。

通販で出てこないのは「そういう売り方だから」

当サイトは毎晩、174サイズ分のタイヤを楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・オートウェイの4系統から自動収集していますが、MAXENの出品は1件も検出していません(2026年8月末時点)。13,000銘柄以上を掲載していて0件なので、たまたま漏れたという水準ではありません。

公式サイトの取扱店ページを見ると理由がはっきりします。MAXENの販路は公式オンラインストアと、全国の取扱代理店(実店舗)です。北海道の旭川・苫小牧から、埼玉・神奈川・千葉・静岡、滋賀・富山・愛知・三重まで、モータースポーツ系のショップやガレージが並んでいます。走行会やサーキットに出入りする層に、ショップ経由で届けるかたちの流通です。

一般のECモールで価格比較して最安を買う、というタイヤの買い方とは前提が違うわけです。

名前が似ていて取り違えやすいブランド

「MAXEN」で検索している人の一定数は、別のブランドを探している可能性があります。実際に紛らわしいのは次の2つです。

  • MAXXIS(マキシス) — 台湾の正新ゴム工業。乗用車用からバイク・自転車まで幅広く展開している中堅メーカーで、日本のECモールでも普通に買えます。
  • MAXTREK(マックストレック) — 中国のブランド。低価格帯のアジアンタイヤとして国内でも流通しています。

綴りが1〜2文字違うだけなので、商品検索で意図せず別ブランドにたどり着くことがあります。逆に「安いタイヤを探していてMAXENという名前を見た」という場合、見ていたのがMAXTREKだった、というのはありそうなパターンです。

街乗り用に安いタイヤを探しているなら

競技用ではなく普段使いのタイヤを探しているなら、価格重視で選べる輸入ブランドは他にたくさんあります。当サイトで実際に価格を追えているブランドだと、たとえば次のあたりが低価格帯です。

安さの理由と、避けるべきケースの見分け方はアジアンタイヤは大丈夫?安い理由と避けるべき銘柄の見分け方にまとめています。自分のクルマのサイズが分かっていれば、タイヤサイズ一覧から価格順に比較できます。

まとめ

  • MAXEN TIRESはドリフト競技専用タイヤ。国内展開はGrado Mondo株式会社(大阪府守口市)
  • 製造国は公式サイトに記載がなく、一次情報では確認できない
  • ラインナップはTURBO XTR / TURBO GTの2モデル、サイズは235/40R17・235/40R18・265/35R18の3つのみ
  • コンパウンドはTW80 / TW200 / TW340の3種類。低内圧でも使えるよう設計されている
  • 販路は公式オンラインストアと全国の取扱代理店。ECモールでは流通していない(当サイトの収集でも出品0件)
  • MAXXIS(台湾)・MAXTREK(中国)と混同しやすいので、綴りを確認したほうがいい

競技用タイヤを探していたなら公式の取扱店へ、街乗り用の安いタイヤを探していたなら別のブランドへ——という切り分けができれば、この記事の役目は果たせたと思います。

※本記事の製品情報・会社情報は、MAXEN TIRES公式サイト(maxenmotorsport.jp)の2026年8月31日時点の記載に基づいています。サイズ展開や取扱店は変更される場合があるため、購入前に公式サイトでご確認ください。

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