結論:NEOLINは「年間走行距離が少ない人」に向く低価格ブランド
NEOLIN(ネオリン)は中国の石油系企業グループを母体とするタイヤブランドで、当サイトの集計では執筆時点(2026年7月)で95銘柄・73サイズを掲載しています。価格帯は1本¥5,000台〜¥9,000台、平均¥7,000台前半。格安輸入タイヤの典型的な価格帯です。
外部のユーザーレビューでは価格の安さに加えて静粛性を評価する声がある一方、減りの早さ(耐摩耗性)への指摘が複数見られるのがNEOLINの特徴です。この傾向を踏まえると、向いているのは「年間走行距離が少なく、履き潰し前提でタイヤ代を抑えたい人」。逆に年2万km走るような使い方だと、交換サイクルの短さで価格メリットが薄れる可能性があります。
どこの国のタイヤ?
NEOLINは中国・陝西省西安市に本拠を置くタイヤメーカーのブランドで、2008年設立。母体は陝西省の大手国有企業である延長石油(Yanchang Petroleum)グループ系のゴム事業会社です。石油化学系のグループがゴム・タイヤ事業を持つのは中国では珍しくない形で、新興ながら資本背景のはっきりしたメーカーです。
日本ではネット通販(楽天・Yahoo!ショッピング・Amazon)の輸入タイヤ店が主な販路で、購入から取付までの流れはネットでタイヤを買って取付店に持ち込むまでの流れを参照してください。
主力モデル:NEOGREEN+とNEOECO
当サイトの掲載データでは、NEOLINのラインナップは大きく2系統です。
| モデル | 展開サイズの中心 | 位置づけ |
|---|---|---|
| NEOGREEN+ / NEOGREEN PLUS | 14〜15インチ | 軽・コンパクト向けの最廉価スタンダード |
| NEOECO(L3など) | 16インチ以上 | ミドルサイズ向けのエコ系 |
軽自動車の155/65R14や165/55R15のような定番サイズはNEOGREEN+が受け持ち、プリウスやインプレッサの定番サイズ205/55R16にはNEOECO L3の設定があります。主要モデルにはEUラベルの掲載があり、等級は各サイズの商品ページで確認できます。
サイズ別の最新価格はNEOLINのブランドページにまとまっています。
評判の傾向:静粛性は好評、耐摩耗は割り切り
出どころのはっきりした情報として、自動車系メディアやみんカラのユーザーレビューで見られる傾向は次の通りです。
- ▸好意的な点: 他社比で圧倒的に安い価格、価格の割に静かという静粛性の評価
- ▸指摘される点: 減りがやや早いという口コミが複数あり、走行1〜2万kmあたりで性能低下を感じたという報告も見られる
これはNEOLINが劣悪という話ではなく、「初期性能は価格以上、寿命は価格なり」という格安タイヤの典型プロファイルです。年間5,000km前後の使い方なら数シーズン持つ計算になり、価格メリットが素直に効きます。タイヤの寿命判断の基準はタイヤ交換時期の目安を参考にしてください。
買う前の注意点
- ▸年間走行距離で判断する。距離を走る人ほど耐摩耗の弱さがコストに跳ね返ります。年1万km超なら国産ミドル級との総費用比較を
- ▸製造年週を確認する。側面の4桁刻印(例: 2325=2025年23週)で製造3年以内が目安
- ▸雨天・高速メインなら上のクラスへ。EUラベルのウェット等級を商品ページで確認し、不安なら国産エコタイヤと比較を。ラベルの読み方はアジアンタイヤは本当に安全かで解説しています
まとめ
- ▸NEOLINは中国・延長石油グループ系の2008年設立ブランド。素性は明確
- ▸軽・コンパクトはNEOGREEN+、16インチ以上はNEOECOが主力
- ▸評判の傾向は「安い・静か・減りは早め」。年間走行距離が少ない人ほど向く
- ▸同価格帯の比較候補はRISEN(さらに安い)とDURATURN(選択肢が多い)
現在の実売価格はNEOLINのブランドページ、または楽天市場のNEOLIN検索で確認できます。