結論:北京の会社が持つ中国ブランド。工場の場所は公表されていない
オートグリーン(AUTOGREEN)は中国のタイヤブランドです。ブランドを持っているのは北京に本社を置くBest Choice International Trade(2002年設立)で、同じ会社がDELMAX・MAZZINI・SUNEW・GOWINDといったブランドも扱っています。欧州のタイヤ通販でも普通に売られている銘柄です。ただし、どこの工場で作っているかは公表されていません。
当サイトが2026年10月時点で取得した価格では、195/65R15のSmart Chaser SC1が1本¥5,280、155/65R14のTourChaser TC1が¥3,550でした。国産大手の半額前後です。日本語のレビューが少ないブランドなので、選ぶならEUラベルを見て判断するのが現実的だと思います。
どこの国のタイヤ?製造元と流通
- ▸国:中国
- ▸ブランドの保有会社:Best Choice International Trade(北京、2002年設立)
- ▸同じ会社のブランド:DELMAX、MAZZINI、SUNEW、GOWIND
- ▸製造工場:非公表
- ▸日本の正規代理店:確認できず
- ▸日本での流通:Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの格安タイヤショップ
実店舗での取り扱いはほとんどなく、ネットで買って取付店に持ち込むか、取付店へ直送する買い方になります。同じ価格帯でも、グリーンランダーやロックブレードのように製造元や代理店をたどれるブランドと比べると、素性の情報はかなり少なめです。英語圏でもメーカーの詳しい情報はあまり出てきません。
ラインナップと実売価格
当サイトに掲載中の主な銘柄は次のとおりです(すべて夏タイヤ、サイズ数は当サイトの掲載数)。
- ▸SuperSportChaser SSC5(31サイズ、1本¥3,340〜¥9,250)
- ▸Smart Chaser SC1(21サイズ、¥3,240〜¥7,500):日本で最もよく見かけるスタンダードモデル
- ▸SPORTMACRO(10サイズ、¥7,190〜¥10,200)
- ▸Sport Cruiser SC6(10サイズ、¥7,300〜¥10,650)
- ▸HARMONIC SC4(6サイズ、¥3,580〜¥4,400)
- ▸SportChaser SC2(6サイズ、¥5,300〜¥7,480)
- ▸TourChaser TC1(3サイズ、¥3,550〜¥4,100)
このほかHARMONIC、TourChaser、SPORTMACRO SSC3など、掲載が数サイズだけの登録もあります。日本で目にするのはSmart Chaser SC1が中心と言われますが、当サイトの掲載サイズ数ではSSC5のほうが多いという結果でした。
装着車種の多いサイズで在庫ありの最安を拾うと、次のようになります。
| サイズ | 銘柄 | 1本最安 | 4本目安 |
|---|---|---|---|
| 155/65R14 | TourChaser TC1 | ¥3,550 | ¥14,200 |
| 175/65R14 | Smart Chaser SC1 | ¥4,280 | ¥17,120 |
| 185/65R15 | Smart Chaser SC1 | ¥4,800 | ¥19,200 |
| 185/60R15 | Smart Chaser SC1 | ¥4,870 | ¥19,480 |
| 195/65R15 | Smart Chaser SC1 | ¥5,280 | ¥21,120 |
| 205/60R16 | Smart Chaser SC1 | ¥5,780 | ¥23,120 |
| 215/60R16 | Smart Chaser SC1 | ¥6,550 | ¥26,200 |
| 225/55R18 | Sport Cruiser SC6 | ¥8,300 | ¥33,200 |
価格は2026年10月時点の当サイト取得価格(1本・税込・在庫ありの最安)で、毎日のように変わります。4本目安はタイヤ代の単純計算で、工賃・送料は含みません。
国産大手と比べると、195/65R15ではブリヂストン¥10,300、ダンロップ¥9,880、ヨコハマ¥8,910。4本ならブリヂストンとの差はおよそ2万円です。215/60R16だとブリヂストン¥13,500に対して¥6,550で、差は4本で¥27,800まで広がります。ただ、アジアンタイヤ同士で見ると話は別で、195/65R15ではロックブレード¥4,540、DURATURN¥4,570、KUMHO¥4,600のほうが安く、オートグリーンはやや高めの位置です。
評判・品質の見極め
正直に書くと、日本語のユーザーレビューはまだ少なく、装着例から実力を判断するのは難しいブランドです。そこで頼りになるのがEUラベルです。
当サイトで把握しているオートグリーンのラベルはEUラベルのみで、計40件。燃費D・ウェットCが20件、燃費E・ウェットCが12件、燃費D・ウェットAが6件、燃費D・ウェットBが2件でした。燃費の等級はD〜Eと控えめで、ウェットはCが中心。その一方で、ウェットAのサイズが6件あるのは見逃せないところで、欧州向けモデルの中にはラベル成績が比較的良いものがあることがわかります。どの銘柄・サイズがAなのかはサイズごとに違うため、購入前に商品ページでウェットの等級を確認してください。JPラベルの登録は確認できていません。ラベルの見方はアジアンタイヤは本当に安全かで解説しています。
買う前の注意点
- ▸情報が少ないことを前提に選ぶ。不安があるなら、流通量の多いハイフライやトライアングルといった中国ブランドとも比べてみてください
- ▸高速長距離メインなら国産か台湾勢。通勤・買い物中心の足グルマ向けと割り切るのが無難です
- ▸銘柄名の取り違えに注意。Smart Chaser SC1、SportChaser SC2、SuperSportChaser SSC5と名前が似ているので、注文前に末尾の型番まで確認しましょう
- ▸製造年週を確認する。サイドウォールの4桁刻印で、製造からなるべく日の浅いものを
まとめ
- ▸オートグリーンは北京のBest Choice International Trade(2002年設立)のブランド。工場の場所と国内代理店は公表されていない
- ▸195/65R15で1本¥5,280と国産大手の半額前後。ただしアジアンタイヤの中ではやや高め
- ▸EUラベルは燃費D〜E、ウェットはC中心。ウェットAのサイズもあるので、買う前に等級を確認するのが鉄則
サイズ別の最新価格はオートグリーンのブランドページで確認できます。楽天で探すなら楽天でSmart Chaser SC1を探すからどうぞ。