結論:中国・山東省のZODOタイヤ製。素性を追える格安ブランド
グリーンランダー(GRENLANDER)は中国のタイヤブランドです。製造元は山東省のZODOタイヤ(旧・山東龍躍ゴム)で、日本ではアイパーツ株式会社が正規代理店になっています。格安輸入タイヤには製造元すらはっきりしないものもありますが、グリーンランダーは工場と代理店の両方をたどれるので、その点は安心材料です。
当サイトが2026年10月時点で取得した価格では、195/65R15が1本¥4,890、215/60R16が1本¥6,210でした。同じサイズのブリヂストン最安(¥10,300/¥13,500)の半額以下です。とはいえウェット性能や寿命まで国産並みというわけではないので、私は「街乗り中心の人が選ぶタイヤ」だと考えています。
どこの国のタイヤ?製造元と代理店
- ▸国:中国
- ▸製造元:ZODOタイヤ(旧社名・山東龍躍ゴム)。欧州の型式認証の登録では、所在地は山東省菏沢市曹県
- ▸海外工場:米国運輸省のメーカー登録には、GRENLANDERを扱うZODOのカンボジア法人も載っている
- ▸日本の正規代理店:アイパーツ株式会社(通販サイト「タイヤ激安王」を運営)
同じ工場からはILINKやROCKBLADEも出ていて、いわば兄弟ブランドです。ROCKBLADEについてはロックブレードの記事で別にまとめました。ただ、工場が同じでもパターンやサイズ展開、値付けは銘柄ごとに違います。比べるときはブランド単位ではなくモデル単位で見てください。
ラインナップと実売価格
当サイトに掲載中のサマータイヤは次の6銘柄です(サイズ数は当サイトの掲載数)。
- ▸L-ZEAL56(26サイズ、1本¥5,270〜¥13,350):看板モデル。大径・低扁平サイズが中心
- ▸COLO H02(16サイズ、¥3,520〜¥8,271):SUV向けのオンロードタイヤという位置づけですが、軽やコンパクトのサイズにも出ています
- ▸KINGPRO ONE(14サイズ、¥3,770〜¥8,950)
- ▸ENRI U08(11サイズ、¥5,790〜¥9,534)
- ▸COLO(3サイズ、¥3,800〜¥5,483)
- ▸COLO H01(7サイズ。10月時点では在庫ありの価格が取れていません)
装着車種の多いサイズについて、在庫ありの最安を拾うと次のとおりです。
| サイズ | 銘柄 | 1本最安 | 4本目安 |
|---|---|---|---|
| 155/65R14 | COLO H02 | ¥3,520(9月末時点) | ¥14,080 |
| 165/55R15 | KINGPRO ONE | ¥3,990 | ¥15,960 |
| 185/60R15 | COLO H02 | ¥4,630 | ¥18,520 |
| 195/65R15 | COLO H02 | ¥4,890 | ¥19,560 |
| 205/60R16 | COLO H02 | ¥5,480 | ¥21,920 |
| 215/60R16 | COLO H02 | ¥6,210 | ¥24,840 |
| 215/45R18 | L-ZEAL56 | ¥6,740 | ¥26,960 |
| 225/55R18 | L-ZEAL56 | ¥7,760(9月末時点) | ¥31,040 |
価格は2026年10月時点の当サイト取得価格(1本・税込・在庫ありの最安)で、ほぼ毎日動きます。「9月末時点」と書いた2行はAmazonの価格で、それ以降は更新していません。4本目安はタイヤ代を4倍しただけの数字で、工賃や送料は入っていません。
国産大手と同じサイズで並べると差ははっきりします。195/65R15ではヨコハマ¥8,910、ダンロップ¥9,880、ブリヂストン¥10,300に対し、グリーンランダーは¥4,890。4本ならブリヂストンとの差は2万円を超えます。一方でROCKBLADE(¥4,540)やKUMHO(¥4,600)といった他のアジアンタイヤとは数百円差しかなく、アジアンの中で飛び抜けて安いわけではありません。
評判・品質の見極め
レビューで目立つのは「静粛性もドライ性能も値段以上」という声です。特にL-ZEAL56は、大径ホイールに履かせるドレスアップ用として選ばれることが多いようです。サイドウォールのデザインに凝ったモデルが多く、見た目を気にする層に支持されているのもこのブランドの特徴です。
客観的な物差しとしてはラベルを見ます。当サイトで把握しているグリーンランダーのラベルはEUラベルのみで、計55件。燃費(転がり抵抗)はC〜D、ウェットグリップはB〜Cの範囲に収まっていました。内訳は燃費C・ウェットBが33件で最多、C・Cが16件、D・Cが4件、D・Bが2件。ウェットでAが付いたものはありません。日本の低燃費タイヤラベル(JPラベル)の登録は確認できず、国産エコタイヤと同じ基準では比べられない点は割り引いて見てください。EUラベルの読み方はアジアンタイヤは本当に安全かで解説しています。
買う前の注意点
- ▸雨の高速道路が多いなら比較してから。ウェット性能と摩耗寿命は国産・台湾勢と差がある前提で考えておくのが無難です
- ▸雪道性能は期待しない。当サイトで扱っているのは夏タイヤだけなので、降雪地域なら冬タイヤは別に用意してください
- ▸製造年週を確認する。サイドウォールの4桁刻印(例:2526なら2026年第25週)で、なるべく新しいものを選びます
- ▸取付店を先に決めておく。ネットで買って持ち込むのが基本の買い方なので、持ち込み工賃を先に聞いておくと総額が読めます
まとめ
- ▸グリーンランダーは中国・山東省のZODOタイヤ製。日本の正規代理店はアイパーツ株式会社
- ▸195/65R15で1本¥4,890と国産大手の半額以下。アジアンタイヤの中では平均的な安さ
- ▸EUラベルは燃費C〜D・ウェットB〜C。街乗り中心なら十分候補になり、雨の高速が多いなら慎重に
サイズ別の最新価格はグリーンランダーのブランドページで確認できます。楽天で探す場合は楽天でCOLO H02を探すからどうぞ。